12月20日  (火)    


   京都の田舎道の横断に並ぶ世界に一つだけの花たち





今日もめちゃくちゃ空気の悪い日であった。とてもプールなど行けたものではない。
おかげで、と言ったら何だが、いろいろやりかけの仕事をたくさんこなした。
肉体的にはあまりよくない一日だったが、精神的にはまずまず充実した一日であった。
まずはgacco 「日本語教育学 Week3」インターネット上の日本語学習のページが
たくさん紹介されて、これまたひとつ宿題が増えたかのような・・・

鹿革を裁断して眼鏡ケースを作った。3つ目だ。2つ紛失した。

神戸行きの諸費用集計をした。

d'マガジンからanan「捨て上手」 日経OFF「捨てる持たない」の2誌 読了

テレビ NHK「ドラマ 東京裁判」 TBS「プレバト」 NHK「新しいたばこのルール」

昨日、年金を受給に行ったら10月と比べ498.25ドル減っていた。
これ、ひょっとしてトランプ当選のせいなんかな。
日本円にして6万円近く。アメリカの大統領選が中国に住む私の生活を直撃している。
世界は小さくなっているなぁ。





今日の「公案」  

    苦空の因を救うは利他なり


                                空海 「御請来目録」













   12月19日  (月)    


   京都の花屋さんの店先に並ぶ世界に一つだけの花





どうもパソコンの調子がおかしい。 スピードは居眠りしてしまうくらいに遅いし、
スキャナーとかプリンターとかも時々「出来ません」とか「再インストールしてください」反抗する。
後期医療保険は払っていないけれども思い切ってリカバリ大手術をしてやろうと
今入っているアプリ(使っていないものの方が多い)を総記録した。
そして今朝、リカバリをと思ったらかなりスイスイと動くし、スキャナも逆らわない。
まあ、反省したのなら、手術は許してやろうかなと、これまた軟弱な私である。

久しぶりに紙の本 百田尚樹著「フゥルトゥナの瞳」を一気読みした。
荒唐無稽、そんなに面白いというわけではないが、それでも一気読みしたものなぁ。


今日の「公案」  

    衆生本来仏なり     水と氷のごとくして
    水を離れて氷なく    衆生の他に仏なし
    衆生近きを知らずして 遠く求むるはかなさよ
    譬えば水の中にいて  渇を叫ぶが如くなり    


                                           白陰和尚「座禅和讃」













   12月18日  (日)    


   京都賀茂川の空と中国天津の空





10:00 近くの上島コーヒーで穣君の個人指導。
少し早く行って準備をしていると、「こんにちは」と大きな声で挨拶。
今日はお母さんは別の席で、1対1の対面指導である。
耳が聞こえにくいから隣に坐るように言うと聞こえるように言うからと言って
前の席に座る。初めは持ってきたゲーム2つを一緒にやる。
これが結構おもしろい。
続いて前回した私の自己紹介の復習。久下順司の漢字が書けなかっただけで
歳も好きな教科も好きな食べ物も全部覚えている。
続いて算数、足し算は3桁でも4桁でも問題ないのだが
引き算になると例えば43-26 3から6は引けないから上から10を借りてきて
40を30にしておく、そこまではいいんだが、もとの 3を忘れて10から3を引いてしまう。
何度やってもこの間違いを繰り返してしまう。
途中で私が勉強したいのはこんなんじゃあない、
3/6÷3/8+3/4÷3/9=?というような計算式を書いて、これを教えて!と言う。
それはまだ習っていないから、と言うとみんなはもう習っている、
私だけ出来ないのだからやりたいと言う。

じゃあ、この次にやろうか、と言うことにして、何か知っている歌しないか、と聞くと
「大きなくりの木の下で」を歌ってくれた。
その歌詞書いてみてというとそれはちゃんと書けた
約1時間半、一度もテーブルを離れて走り回ることなく、また母親の所に行くこともなく
ずっとテーブルについて勉強が続けられたのにはびっくりした。
最後にパソコンで絵本「桃太郎」を聞くと、
桃太郎の歌も「おこしにつけたきびだんご」からだったけれど紙に書いてくれた。

終わって。昨日のイヤフォーン探索に喫茶店に行ったらちゃんととっておいてくれた。
実は懐中時計もなくなっていたんだが、それは見つからなかった。
懐中時計は私にはふさわしくないんだろう。
と思っていたら夕方になって昨日脱いだ服のポケットからぽろりと出てきた。
忘れ物に注意せよ、との信号だったみたい。

プールに行くつもりだったが何となく行きそびれてしまって、2時間程昼寝。

地下鉄復興門から車で東麗区の劇場に優子のダンスの発表会を見に行く。
車で走っていると前が見えないほどの空気の悪さである。
道や路肩もはっきり見えなくて助手席に座っていると怖かった。

ダンスは随分盛大で劇場は満員。
優子はヘルメットをかぶった踊りの中にいるんだが、結局どれだかは分からなかった。

途中で退席して優子の家族からしゃぶしゃぶをご馳走になって帰る。

これで、何かとことの多かった一週間がおわった。
楽しく、充実した一週間であった。


今日の「公案」  

   仏道の身心は風雨水火なり    


                   道元「発菩提心む」













   12月17日  (土)    


   京都大原三千院の庭  いかにも人工的でロボットのような庭





天津日本人会主催の「裏千家 和菓子作りとお茶会」に参加。
場所は天津商業大学の青雲館及び茶室である。
ここはかつて私が5年間生活し、日本料理科の学生を指導した場である。
なつかしい。会は10時から、商業大までは1時間近くかかる。
大慌てで家を飛び出してきたので、朝飯を食ってくるのを忘れた。
留学生楼の餐庁で食べようと思ったら、9時半、もう餐庁は閉まっていた。
このごろ何かにつけてもの忘れや紛失が多い。
一昨日は眼鏡のケースを紛失した。
昨日も文化中心でオペラの切符を買うつもりだったがお金を忘れていった。
今日は眼鏡と筆記具を忘れ、イヤフォーンを紛失した。
そのうえ、飯を喰うのも忘れた。(時間がなくて喰わなかったのではない)
喰うのを忘れたのである。朝飯を食ったのを忘れる痴呆は多いけれども
喰うのを忘れるのは少ないのではないか?
和菓子作りは子どもたちも参加していてなかなかたのしかった。
3つ作って二つは持ち帰り、残る一つはあとのお茶会の菓子に。
大急ぎで一旦自宅に帰って、すぐに忠一・優子の個人指導に。
まず最初に茶会で作った和菓子をお土産にあげた。
勉強はこの前読んだ絵本の感想文から。
  ・「ともだちのしるしだよ を読んでともだちって大切なんだなと思いました。
   フェローザはさいごアメリカにいけるか気になります」  
  ・「戦争でどれだけの人が死に、苦労したのか知れた。
   時間の流れがコロコロ変わって分かりにくかったけど、理解できた。」


そのあと小3の社会科の内容から古い(といっても私が経験した)
日本の生活の写真を、見せて名前やその働きなどを話し合う。

そのあと近くの友人のさそいで夕食を呼ばれに行く。

帰ってくると友人が一人来ていたので、また、少々酒を飲み直す。



今日の「公案」  

   掬水月在手    


                   唐詩「春山夜月」













   12月16日  (金)    


   京都では下賀茂神社の隣、糺の森の紅葉が最後とか





老人大 舞踏戯曲系学習成果発表会
1時半開演というので前よりも30分早く出かけた。
が、会場は1時にならないと開かない。
入口の前に沢山の人を集めてから開門なので
まるで西宮恵比寿の開門みたい。
押し合いへし合い揉みくちゃになってなだれ込む。
最初の数人が椅子の上に服やバッグやなどなどを
並べて席取りをする。ほんとすごいものだよ。
5〜6分で前方の席には人5〜6人、
荷物30席ほどという状態だった。

発表内容は本当に老人大の学生(50以上)?と思う程
賑やか、華やかであったけど舞台上も客席も
学芸会の雰囲気だった。

終わって美術館に行ったら午後4時で閉館
天津では学生や勤め人は博物館や美術館には入れないということなのかなぁ。

北京の日本大使館からのメール
   中国環境保護部等の発表によれば,12月16日から21日にかけ,
   北京市,天津市,河北省,山西省(太原等),山東省,河南省(鄭州等),陝西省(西安等)で
   深刻な大気汚染が発生すると予報されています。
   これに伴い,北京市が大気汚染の「赤色警報」(1級警報)を発令する等,各地で警報が発令されています。



今日の「公案」  

   烈士暮年壮心不已    


                               曹操の詩なの?













   12月15日  (木)    


   我が中高の同期生たち  服を脱がせて野辺に並べはかくのごとし





朝一番に行って、次年度太極拳受講の登録をしなければならぬ。
と、思っていたのに眼が覚めたのは8時過ぎ、
こいつはしまった、寝過ごした、というのはウサギのセリフ。
何はともあれ大急ぎで行って、登録しようとしたができない。
みんなは「居民証」で仮登録しているのだが、私はパイポート番号だ。
だからパソコンがそんな番号の居民証番号はないって相手にしてくれないのだ。
もっとも、私の仮登録は事務の人がしてくれたのでダメなはずがない。
係の人も本当に親切に対応してくれて無事来年度の登録完了。

太極拳の練習まで1時間ほど時間が出来たので和辻「道元」を読んだ。
練習は前半は基本動作。後半通しの練習を2回ほどやったところで
記念写真を撮ろうと言うことになった。
いつもはカメラマンが来て撮るんだが、今日のカメラは先生の携帯だ。
何度も何度もやり直し、やっと撮ったと思ったら、
こんどはその写真を自分の携帯に転送するため黒山の人だかり、
結局、後半は練習なしで終わってしまった。

太極拳のあと、天津文化中心の博物館に行く。

そんなに遠くはないのだが、風がとても冷たい。
博物館の展示は「中国共産党長征80年」 まったくしょうもない。
ここでハガキを買って、飯喰ってとの予定だったが
売店もレストランもお休みでパー。

しょうがないので美術館にも寄ったがこっちも閑散としている。
見ると「中国漫画展」のような掲示がある。
これはいいや、と寄っていくとなんと明日から! あ〜ぁ。

仕方がない、風が冷たいし、腹も減ってきたので近くの商業ビルに入る。
ここも何か閑散とした感じ。クリスマスも近いのにねぇ。
とりあえずサイゼリアに入った。
サイゼリアってのは天津のあちこちにあるが、
店頭の写真などにつられて入って、いつもがっかりしている店である。
ところが今日は美味しかった!
腹が減っていたせいかな? 

そのあと、楽天ビル地下のスーパーなどをぶらぶら。
韓国の海苔煎餅などを買ってバスに乗って帰る。

今週はまったくゆったりとした一週間となるはずであったが
 木 太極拳登録、練習、博物館、美術館
 金 老人大舞踏戯曲系の発表会 美術館の漫画展
 土 裏千家お茶会 忠一優子の個人指導 食事会
 日 穣君の個人指導 優子のダンス発表会
となんかあわただしい一週間になってしまった。 生きている!!

糖尿の時はやたらと喉が渇いて、水ばっかり飲んでいたが
今は頻尿で水を出してばかりいる。
これって、釣り合いが取れていると言うんだろうかねぇ




今日の「公案」  

   一心の所見 これ一斉なるなり    


                               道元 「身心学道}













   12月14日  (水)    


   寄り添う二人って感じね。これは失敗作とは言わさんぞ  北条羅漢寺にて





ほんと不思議にものだなぁ。
このところ絵本や紙芝居やと言っていると、
「世界一受けたい授業」で絵本の世界を、NHKの番組で紙芝居を
本屋に行くとまさかと思っていた紙芝居が売っている。
そして今日は「ビロードのうさぎ」という絵本をいただいた。
天津にいて日本語の絵本だよ。本当にびっくりする。
2007年絵本ベスト1位という本で、帯には
  「僕はもういい大人ですが、ぼうやと自分を重ねてしまいました」35歳男
  「4歳の息子が寝る前にかなず『読んで!』とこの本を持ってきます」30歳主婦
  「何度読んでも涙があふれてきます」65歳女性
  「このえほん、一生大切にします。私の宝物」18歳高校生
  「酒井さんの絵がもう、もう 素晴らしくて・・・・」49歳女性  という感想がついている。
う〜ん、絵本ってほんと いいなぁ。

dマガジンで「OZ PLUS」の特集「手紙って楽しい」を読んだ。
写真が沢山で、文字も大きくて読んでいて楽しい。
楽しいだけでなく、私も手紙(ハガキ)を書いてみたくなった。
手紙なんて何年、いや、ひょっとしたら何十年書いていないのか解らない。
でもそんな気持ちにさせる本(雑誌だが)っていいよなぁ。
それが只で読めるってのも素晴らしい。





今日の「公案」  

   一野草をもって金剛の坐に据える    


                               千利休












   12月13日  (火)    


   お地蔵さんの顔もこうしてみると心和む顔もあるな  でもこれはちょっと失敗作かな  北条羅漢寺にて





和辻哲郎の「道元」(電子版)を読み始めた。
これがおもしろい。和辻哲郎という名前に少々おそれをなしてしばらく
「積ん読」(電子図書の場合は何というんだろう?)だけだったのだが・・・

  雲より声を出す神と、浄土に座する阿弥陀仏とが、その直観においては両者はきわめて近い。
  我々はキリストを信ずることによって親鸞を斥けることはできぬ。

なんて、おお、俺と一緒じゃねぇか。

プールにも行き、本も読み、神戸行きの会計決算みたいなこともやった。
インターネットでたくさんの絵本を読んだ。




今日の「公案」  

   直下承当    
和辻「道元」 P9

         此の身心を以て直に仏を証する、是れ承当なり。所謂、従来の身心を 廻転せず、
         但、他の証に随い去るを直下と名づけ、承当と名くるなり。               道元 「学道用心集」










   12月12日  (月)    


   お地蔵さんもこうしてみると心和む顔もあるな  北条羅漢寺にて





今日もまたものすごく空気の悪い日で外出はできない。
ずっと家に籠もっていろんな仕事をかたずけていた。
神戸旅行以来気になりながらほったらかしにしていたいろいろな仕事を
片付けることが出来て外気とは裏腹にかなり気分のいい一日であった。
例えば日記帳代わりの年間手帳の整理、予定表代わりのカレンダーの整理
gacco「日本語教育学」講座のダウンロードと整理、などなどである。

本も読んだ。鈴木大介著「脳が壊れた」。
日本のSさんがこの間天津に来た時に置いていってくれた本である。
41歳で脳梗塞になった記者の必死で、しかもその自分を取材対象としているような
すごい本である。将来、脳梗塞になろうという人には随分参考になろう。
残念ながら私にはその予定はないので、やや飛ばし読みというところもあった。

先日来、神戸で買ってきた懐中時計が無くなってしまった。
やっぱり物欲は駄目か、と諦めかけていたらタンスの後ろから発見。
先日来、檻から脱走して冷蔵庫の下などにもぐり込んでいたリスくん、
宅配などが扉を開けた隙に外に飛び出したにお終いだ、と思っていたら何とか捕獲に成功

めでたし、めでたしと祝杯をと思ったら常用の酒が無くなっていた。
仕方がないので神戸からもらってきた「銀嶺月山」という上等の酒を飲んだ。

酒というば日本に帰ったTさんが置いていった白酒「沙河」
日本でもらって帰った「雪の茅舎」 「純米酒 桃の酒」
中国人友人がくれたウィスキー「TALISKER」
そしてこの間、日本から来た友人にもらった「越乃寒梅」の5本がある。
これを飲み終えるまでは脳梗塞になったり、死んだりはできないなぁ。

糖尿は随分よくなってきているけれど、このごろ頻尿がでてきた。





今日の「公案」  

   自汲松江橋下水
   

                        「禅語百話」










   12月11日  (日)    


   首を落としている羅漢も多い 過酷なこの世石像は見聞きしたことを何も語らず 風と光の中に楚々と立つのみ  北条羅漢寺にて





10時から穣くん(仮名)との第一回目の個人指導である。
嫌がるかなと心配だったけど、そんなこともなく極く普通に始まる。
まずは私と穣くんの自己紹介。平仮名と漢字の基礎調査も兼ねている。
お絵かきが好き、「をりょり」ではケーキを作ったりするともいう。
私の韓国語の先生になってほしいと言ったら、ものすごくテレて走り回ったけれど
結局は「ねぇ=はい」と言ってくれた。ゲームの方は12月31日まで禁止とかで
「らいねん、ねぇ」ということに。
算数の勉強は一桁の足し算引き算は暗算で出来る。
二桁三桁になっても筆算なら繰り上がり繰り下がりも大丈夫だ。
かけ算になるとちょっと混乱する。足し算引き算で1時間ぐらいかかっていたので
頭が疲れたのかもしれない。なにしろ時間はかかるのである。
店中走りながら、後ろの席に移ったり、お母ちゃんに抱きついたりしながらの勉強だ
その分、わたしはゆったりと待っていたらいいだけで楽でいいのだが
同席しているお母ちゃんはやたらと気に病んでいる。
でも譲君本当は5年生なので3/6÷3/8+3/4÷3/9=? 
というような問題がやりたいんだ。
おわりに来週もまたやる?と聞いたら、「うん」と言っていたので、まあまあそんなに悪くは無かったんじゃあないかな。
私自身はまた新しい世界に一歩踏み込めて大変楽しかった。
今日勉強した韓国語。
城=そん  国語=くっご  そうめん=みょん  はい=ねぇ  ない=おっぱ  算数=すはく  の6つ。
記号のようなハングル文字も習ったんだが、それはこのパソコンでは書けない。









今日の「公案」  

   物に定まれる性はなし 人なんぞ常に悪ならん
   

                                空海 「秘蔵宝論」