7月10日 (日)     参議院議員選挙

  道ばたの天津の花 排気ガスに曝されながら元気に咲いている。




今回から18歳以上が選挙権を得た参議院選挙であったが、
その影響はあまりはっきりとは見て取れない。
国政への参加権は得たものの、その他もろもろではまだ未成年
大人の寄り合いに子どもも見習いみたいによせてもらったという程度なのかな
今回の結果は自公の与党躍進、過半数どころかおおさか維新などを含めて
三分の二に迫ろうという勢いである。
民進党は惨敗といっていい状態である。
かつての社会党(今の社民党)の二の舞にならなければいいのだが・・・

DVD「鴨川食堂」
B 祖父と食べたナポリタン
C 妻の鍋焼きうどん
ナポリタンとか鍋焼きうどんとかのテーマになっている食べ物の
種明かしめいたものは大した工夫があるとは思えないが
各話最初の「お任せ定食」の各小鉢料理の簡単な説明が楽しい。

電子版「禅のこころ」竹村牧男著 やっと読了
これはホントつまらんかったな。
「禅のこころ」をああもいろいろと難解な言葉を使って
述べ立ててはまったく「禅のこころ」ではなくなってしまっている。
最後に付編として「良寛における詩と哲学・・・「法華讃」の世界」
というのが付いていて、良寛の漢詩(讃)や和歌が紹介されているが
これまた、説明、説明である。例えば良寛の「法華讃」に
  口を開くも法華をそしり  口をとずるも法華をそしる
  法華いかんが讃ぜん    合掌していわく 南無妙法華
これを「いったい「法華経」の言いたいことは何なのか。
これにはいろいろな解釈があり得ようが、やはり禅の立場から
「法華経」を見る場合は、そこに見られる「諸法実相」こそが・・・」と
説明するのである。両巻の行っていることを全く潰している。

「続 隠居学」加藤英俊著 やっと読了。理屈とか説明とかは全く無い。
頭を通過してすっと体に入ってくる。だから読んでいてすぐ眠たくなる。



今日の「公案」           

   災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
   死ぬ時節には、死ぬがよく候。
   これは災難をのがるる妙法にて候。    良寛



 










   7月 9日 (土)   

  道ばたの天津の花 排気ガスに曝されながら元気に咲いている。




朝少し早く起きたもんで午前10時過ぎになると頭がぼんやりしてきた。
本を読んでいてもそのままうつらうつらと居眠りに入っている。
本が眠りに誘うような内容であることも確かに原因の一つである。
その本の「あとがき」にはこう書いてある。
  引退すれば職場がなくなり、したがつて自宅と会社の間を往復する
  「通勤」という日課も消滅する。これできょうからは悠々自適だ、と
  退職後しばらくのあいだは昼寝をしたりテレビで野球を見たりして
  ご満悦だが、やがて心境は複雑になってくる。家でごろごろしていたって
  やがて心境は複雑になってくる。家でゴロゴロしていたって退屈だし、
  さりとてなにをしていいかわからない。それにくわえて、隠居のみになって
  みると現役時代にあった上司、同僚、部下などとのつきあいもなくなる。
  社会生活の範囲がぐんとせまくなってくるのである。会話の相手も
  奥方だけ。話題もない。まことにつまらない。
なるほど、なるほど、まことにその通り、というわけだ。

DVD「鴨川食堂 @A」 なんか面白くもなさそうで放っておいたのだが
見てみると料理もいろいろ出るし、ストーリーもなかなか面白い。

夜は鰻の蒲焼き、広島風お好み焼き、あとは野菜でミニトマト
大根とレタスの玉葱ドレッシング、白菜のおしたし、玉葱スライスだ。
「鴨川食堂」の京料理とはずいぶん違うけど、隠居食卓としてはまあまあの方だろう。



今日の「公案」           

   私たちも一人ひとりそのままで十分それぞれの味わいがあるのに、
   必要以上に自分を主張したり、人との違いを探したりしてしまいます。

                                      「男の禅語」 P181



 










   7月 8日 (金)   小夏  七夕

  しばらくは天津の花でと思ったが、こんな花しか見つからなかった。




gacco「江戸美術」 あとレポートだけが残っていたが、そのテーマが
「ピクチャレスクが江戸美術に与えた影響をサブライム、土井有隣、
クロード・グラス横浜絵、スコットランドの語を使って400字いないで書け」
というものである。独断的で陳腐、馬鹿げた出題だとの趣旨を書いたら
35/40 コース全体では 89/100 でした。レポートの講評は次の通り。
 @講義の内容について感じた違和感や疑念を率直に述べている点。
 A大胆な見解をのべてあり、興味深かった。
 B確かにヨーロッパの美術の見方を無理して江戸に当てはめてますね。
その他「ITリテラシー」 は 85/100 で修了。
「人体ソムリエへの道」は課題を出そうとしたら7月5日で締め切られていた
「ビジネスプラン」と「えひめ南予通信」の講座をダウンロード。
これを出すとあとは8月に1講座があるだけ。こっちも予定なしとなる。

DVD「おかしの家 FGHI」看了。
なにってことはないんだけれど、なんとなくぼんやりとなつかしい感じ。

「続 隠居学」読んでいたらこんなことが書いてあった。
  武田勝蔵先生の「風呂と湯の話」に「風呂というのは「蒸し風呂」のこと
  そして「湯」というのは浴槽にお湯を入れてそこにからだを沈めるもの。
  つまり、われわれはふつう「風呂にはいる」といっているが、あれは
  正しくは「湯にはいる」といわなければならないのである。
な〜るほどね、まさしく私は毎日「風呂に行っている」というわけだ。
いや、私が行っているのは「サウナ」であって「蒸し風呂」とは違うのかも。
クラブには桑拿房と蒸汽房とがあるんだけれど蒸汽房は故障したままだ。
今日なんかはそのサウナも故障だという。
そう聞いてもこのごろは余り腹も立たなくなった。
別に故障に慣れたというわけではない。
あきらめが良くなったというのか、覇気が無くなったのか
はたまた修行の成果なのか、そのへんのところはよく判らない。

トントンそろそろ起きようという気になりかけているのかな。
石に乗っかったり、枕にしたり、ウンコの量も多くなってきた。




今日の「公案」           

   いったい、健康のよろこびというのは、じつは難しい病気が治ったときに、
   はじめて実感となるわけであって、不断は健康を意識しない。
   本当の健康というものは、健康とすらも気付かぬ、ありがたくも何ともない、当たり前の状態であって、
   そこにはすでに、身心の意識が脱けおちている、それが本当の自覚といえる。
   そんな事実の確確認というものが、坐禅にほかならんのである。
   
                                      「禅と日本文化 P21」



 










   7月7日 (木)   小夏  七夕

  夏の青空を背景に隠居期をおもわせるカンゾウの花




まだその気配は感じさせないものの、
台風1号が台湾から天津方面をねらっているようだ。
今日はプールの帰りに大悦城によった。

日本人会で借りてきた本、まず「続 隠居学」加藤英俊著 から読み始める。
いきなりこんな文章が出てきた。
   いまのわたしの手帳はほとんど空白だ。なんの予定もない
   だが、手帳に予定が書き込んでいないから、といって外出しないわけではない。
   すべてはその日の都合による。まず第一にお天気。天気がわるければ原則的にでかけない。
   第二に気分と体調。そういう都合で気が向いたら劇場に行ったり、あるいは買い物にでかけたり、
   そのついでに食事をしたりもする。
   ほんとうにゆきあたりばったり。その日のことはその日にきめる。昼寝をしたけりゃ昼寝をする。
   本が読みたければ毒手三昧。それでいっこうさしつかえない。まことにありがたいことである。
博士・教授・所長・会長先生も、天津浪人のワシも何ら変わらんのだなぁ。

Eテレ「こころの時代 宗教・人生」から(私の出家生活)(わたしとは何か)
2週連続で見た。なかなか考えさせられる。
   DVD「おかしの家 CDE」

明日から神戸特派員がモスクワに出張する。
神戸の旬の花のコーナーはどうなることやら
テロなんかに遭わずに帰ってこいよな。




今日の「公案」           「平家物語」  僧都死去の一節

   此島へ流されて後は、暦もなければ、月日の変わり行をも知らず。
   ただおのずから花の散り、葉の落ちるを見て、春秋をわきまえ、
   蝉の声、麦秋を送れば夏と思い、雪のつもるを冬と知る
   
                                      加藤英俊「続 隠居学」P57 














   7月 6日 (水)   

  ぽーん音でもしそうな キキョウのつぼみ




天津では時々短時間の大雨が降ったりするものの
大概は気持ちの良い初夏日和りである。
昼時には公園で沢山の作業員が熟睡をしている。
しかし日本のテレビを見ているとあまり気がつかないんだけれど
中国全土で見るとあちこちで豪雨による災害が発生している。
長江中下流というから洞庭湖、黄山、武漢あたりであろうか、
ここ数日で2000万人を超す被害、200人近い死者が出ているという。
災害の規模もやはりケタが違うなぁ

久しぶりに日本人会に行って、本を10冊ほど借りてきた。
未読の本が身近に何冊もあるというのはホントいいものだなぁ。
「身近」って言うけれど自分の机の周りというだけでなく
バスに乗れば30分で行けるところに何千冊もある、これもまた素晴らしい。

本に気をよくしたついでに、白身の魚(鯛じゃあないけど)でしゃぶしゃぶをして
特別上等のお酒(神戸でもらってきた)を飲んだ。
いつも飲んでいる一升75元の松竹梅辛口も決して悪くはないんだけれど
時々は本当に旨いと言われている酒も飲んでみるのも悪くはない。

DVD「おかしの家 @〜B」 なんか前に見たような・・・・



今日の「公案」           

   さすたけの君がすすむるうま酒に
       我酔いにけりそのうま酒に   良寛














   7月 5日 (火)   

  玄関の外に花を飾るというのは日本には無かった風習だけど、外に対し、他に対し優しいな




あんまり暑いんで、机の下に小型扇風機を設置した。
しかしやはり機械の風だ、やや強烈であまり気持ちよくはない。
風はやはり「吹けば吹け」というのがいいんだな。
暑い時にふっと吹いてくる風の涼しさという有り難みもない。
「ふりゆくものはわが身なりけれ」という慨歎が残るのみ。

プールの帰りに日本人会に寄って本を借りようと思っていたんだが
出発が遅れて時間が中途半端になったので断念。
予定がうまくいかないということも、明日への楽しみを
一つ残したような気持ちで、これもまたちょっといいものだ。
何の予定もないという生活に慣れるにはまだ大分修行が必要なようだ。

リスにリンゴをやった。檻の中に入れるんじゃあなくて
檻に突き刺しておいたら、リス君も結構 工夫したり楽しんだりして喰っている。
亀のトントンは相変わらず何も食わない。
ずっと寝ているように見えながら、あちこち動いているので大丈夫だとは思うけど
本当に腹減らないのかなぁ。  私の方はお好み焼きを焼いて食った。

DVD「恋するヴァンパイア」何かよく解らん。 ヴァンパイアって知っていた?




今日の「公案」           

   愚かなる身こそなかなかうれしけれ
       弥陀の誓いに会うと思えば    良寛














   7月 4日 (月)   

  キキョウ  道路沿いに色々な花が植えてある




今日もまた暑い暑い日である。そのさなか今冬の暖房費を払いに行った。
猛暑にいて寒を忘れず、立派なものである。
今冬から来春にかけての暖房費 642.5元、
えっ!去年までは1378.7元だったよ、間違いじゃあないのか、と
文句を言おうかと思ったが、ま、安いに越したことはないという
「自分の気持ちを大切にして」そのまま642.5元払って帰ってきた。
良寛さんはやっぱりいいことを言っているねぇ。

そのあと「中国手話」のDVDを探して図書大厦へ。
入口が全部閉鎖されていて、あれ、休みなのかと思ったら
横に目立たない小さな出入り口があって2階以上は正常営業。
探していたDVDは見つからなかったけれど、各階の展示室はなかなか見事

山本周五郎「風雲海南記」読了。 夜は「川国演義」でしゃぶしゃぶを食った。



今日の「公案」           

   なぜ「真実とは何か」を考えるのですか。
   それよりも、今の自分の気持ちを大切にしていく方がいいですよ。

                        「良寛88の言葉」














   7月 3日 (日)   

  ノウゼンカズラ 夏の花だ インドでも咲いていた。




今日もまた天津らしい男性的なお天気だった。
3時ごろプールに入っている時は明るく晴れていたのに
サウナ・シャワーを終わって出ると篠突く大雨、
雨脚が地面から10p以上も跳ね返る勢いの雨だ。
でも空は明るくて気持ちの良い雨である。
ホテルの前のベンチに座って雨音を聴きながら黙想、座禅の雰囲気である。
15分程もすると雨音は弱まり、20分後にはすっかりと上がった。
神様の大サービスって感じの雨だったなぁ。
雨降れば降れ、風吹けば吹け、気持ちよく受けよう、て感じかな。

DVD「かげろう絵図」
この前に見た「大奥 最凶の女・悲劇の姉妹」
今 読んでいる山本周五郎著「風雲海南記」と
各所で場面やエピソードが重なる。これはどうしたことなんだろうか?

ラマダン明けを控えて、すざましい勢いのテロである。
でもねぇ、「自爆テロ」と「空爆」とどこが違うんだろう?



今日の「公案」           今日のお天気・・・

   雨が降るなら、降ればいい。
   風が吹くなら、吹けばいい。
   そのような気持ちで私は生きているのです。

                        「良寛88の言葉」














   7月 2日 (土)   

  夏の虫もなにか「公案」を考えている




かんかん照りのまことに暑い日であった。
プールの帰りに八里台の郵便局に行く、
カードを見せると3〜4人がかりで30分程探し回ってくれた結果
それは天津大学の郵便局にあるという。日陰道を選んで天津大学まで戻る。
かんかん照りだけれども日陰に入ると風の涼しい天津らしいお天気である。
うっすらと汗はかくものの結構気持ちが良い。
天津大に戻ったものの、むさて郵便局がどこにあるのやら
10人以上の人に聞いて焼く1時間半ほどかかってやっとたどりついた。
品物はやっぱり宇治の友人が送ってくれたポシェットだった。
このポシェットに1万元ほど入れて服の下にかけて歩くのだ。
どこかから1万元を探してこにゃあならんなあ。
まず、こっちの難題を解決しなくっちゃあ。

電子版で「禅のこころ その詩と哲学」竹村牧男 というのを読んでいたら
   「役割を細分化していく合理主義の下で、人間自体が細分化され
   上司と部下、教師と生徒、夫と妻などの身近な人間関係に破綻を来たし
   悲哀をかこつ者も少なくない」
との一文があった。今の私には
こうして人間関係の例にあげられる上司も部下も、生徒も妻もいない。
しかも、そのことによる「破綻」も「悲哀」の感情もない。ただ生きているだけ。






今日の「公案」           葉っぱの上の虫を見て・・・

   坐禅をするときは、静かな場所がよいし、
   満腹でも空腹でもしけない。
   商売や仕事や活計のことなどを一切忘れて、
   日常生活の営みを一休みして、損得勘定をせず、
   善いとか悪いとか、正しいとか、誤りだとか、
   そんなことも考えず、すべて心のはたらきをやめる。
   悟りを開こうとか、仏さまのようになりたいとか、
   一切考えず、ただ坐るだけ。

          「普勧坐禅儀」                  「座禅ひとすじ」P40














   7月 1日 (金)   

  やはりアジサイには露がよく似合う  なぜ紫「陽」花というんだろうかね




gacco「江戸美術 Week4」 講義をダウンロードできないので朝一で視聴。
でも時々画像がストップしたりして聞きづらい。
講義自体も何言っているのかようわからんという所も多い。
今回の課題は選択肢問題ではなく、レポートだけれど必ず含めよ、という
キーワードが「ピクチャレスク」「サブライム」「クロード・グラス」と全く解らん。
それのせいかどうか、何か眠たくなってしまって、眠気さましに
「ナンプレ」ちゅうのをやったが、眠気は覚めたが頭の中はごちゃごちゃに
プールに行ってサウナには行ったら少しはすっきりした。

夜は友人の誕生日というので、「鳥内会・焼極的」というところで
焼き鳥を食った。この「焼極的」って店は目の前で焼かないので、何かちょっと
ぬるくなった焼き鳥を食わされているようで、もひとつよろしくないな。

郵便ボックスに国際包単」を取りに来いというような
メモが入っていた。この間配達員と喧嘩した分だろうな
明日にでも行ってみよう。



今日の「公案」    


   愚かな人は、ガンコで融通がききません。
   賢い人は、考えすぎて、余計な心配ばかりしています。
   愚かさも、賢さも捨て去った人を
   悟った人というのではないでしょうか。

                                              「良寛88の言葉」