5月10日  (木)    0507    0508    0509    0503    0504


7日に代替品として買ったパジャマ兼用室内着がえらい気に入って、色違いをユニクロに買いに行った。
その時、地下鉄の駅でぼんやり広告を眺めていて
あれっ、と思った。二つ並んでいた広告だが
「新年おめでとう」と「クリスマスおめでとう」だ。
今はもう5月だぜ。確かに悠久の中国だ。

「タンパク質ガール」王文華著 納村公子訳を読んだ。
台北、上海。北京でベストセラーになった本だそうだ。
雰囲気的には
「この際はっきり言ってくれよ、同じりーグに属してない女ってどういう女なんだ」
「英語の名前でおたがい呼び合っている会社に勤めてる女、会社に『副社長補佐』なんてのがあって、そのたぐいの肩書きの女、
勤め先のオフィスが二十階以上にある女、自分のいる一般事務のセクションが『フロジェクトーチーム』なんて言葉で言われている女、
フィナンシャル・レバレッジやその他の大型レバレッジに夢中な女、『台湾株指数』や『利殖率』がなんなのか理解している女、
英語よりイタリア語の語彙が豊富な女、髪を赤茶色のメッシュに染めてる女、万華より香港によく行く女、まじめなゆえに美しい女、
Eフォンの広告中の女、日常公話の中で『支配』だとか『父権』だとか『ポスト・コロニアニズム』みたいな言葉を使う女、
黒の下着をつけている女、紫のサングラスをかけてるか女、家に鏡が二面以上ある女、携帯を持っているのに電源を入れない女、
スイスに行ったことがある女、バラ一輪をくわえタンゴを踊る女、フルートを吹いたりピアノを弾く女、
それにS&Mがセールス・アンド・マーケティングの略ばかりじゃないと知っている女」
「きみの説によると、この世で同じりーグの女性は、お袋しか残ってないじゃないか」
「あと、おれらの会社のごみ捨てのおばちゃんも加えていいかも」
というようなのりで結構面白いんだけど、いちいち脚注を読まなければ理解できない面倒もあるし
北京で大ブレイクしたと言っても、やっぱり私には台北の話題はちょっと遠いな。

夕方からは風呂屋にいって、ちょっと早めに酒を飲む。
今日は湯豆腐、筍の煮付け、蒜の芽、鶏の甘酢揚げ
レタスとキュウリとミニトマト(マヨネーズ)、
キャベツの千切り(自製ポン酢)である。
飲みながらDVD「紙風船」を見る。表題の他に
「あの星はいつ現れるか」「命を弄ぶ男ふたり」「秘密の代償」
の4短編。飲みながらなんで、申し訳ないが
途中でうとうとしたり・・・あまりよく覚えていない。




5月 9日  (水)    0507    0508    0509    0503    0504


天津には街路樹の緑や小公園の植え込み、
道路沿いの小さな緑地と花壇。
こういった社会インフラは整っている。
きっと神戸より多いんじゃあないかな。
ただ砂ぼこりの多い空気のせいで
樹木の緑がキラキラ光っているということは少ない。
道路にもゴミが多くて花壇の美観をそこなっているが、
最近は目に見えてよくなってきている。

老人大学「気功」
こういった座布団を使ってやる。
今日はこの座布団を二つ使って
尻をちょっと高くしてやったら
ずいぶん足が楽であった。
少しであるが「気」を意識して
動きに楽しさが感じられる気がした。
「同級生」のおばさんたちは日本でも、おそらく世界中どこでも同じだろう
話好きというか、ホント楽しそうに大きな声でしゃべる。今日は編み物の話で盛り上がっていた。
先生が前に立っても、編み物の話が一段落するまでは授業は始まらない。
今日はまた代講の若い先生で、これがまたよくしゃべる。しゃべっている内容はもちろん少しも解らない。
自分勝手に手を上げたり、体を前や横に倒したりなど柔軟体操のようなことをやっている。
結局「気功十二段錦」の練習は2時間の内で2回やっただけだった。

「光に向かって100の花束」高森顕徹著 読了
よく出回っている「ちょっといい話」のハードカバー版といったところだ。
著者は浄土真宗親鸞会会長だそうで、
ご本人は気がついていないとおもうが、
なんとなく上から説教を垂れているという感じがしてもひとつだった。

他に「対話及川」及川幸司著も読了。
雑誌「一番日本語」に連載していたものの集成版である。




5月 8日  (火)    0507    0508    0502    0503    0504


きのう、ちょっと飲み過ぎたのか朝から調子が悪い。
何をする気にもならず、家でぶらぶら。昼飯代わりにウィスキーの水割りを飲んで、また寝た。
夕方、風呂に言ってちょっとは元気になって、ビザの宅配を取ってワインを飲んで寝る。
それでも一応、本一冊を読んだ。「奇貨居くべし A火雲偏」
このまえ、難しい漢字について書いたのを消してしまったので、もう一度再録してみよう。

女はすずしげな@衣をまとい、翠羽のような簪をさしていた。
  @=糸篇に希 ちい
柱にもたれて、燎をながめていたらしい。
  にわびを
 「あ、呂氏ですね」
 ふりかえった顔が含笑した。
こんなに娃しい女が、この家にいたのか。
  うつくしい女
呂不葦にしてはめすらしくときめきをおぼえた。
膚肌はおどろくべき皎さで、夜の光がその皎さに艶をくわえている。
  ふきはおどろくべきしろさ
年齢は呂不葦より下であるとおもわれるが、その落ち着きは呂不葦よりけるかに上である。
簪をさしているということは、簪礼の年、すなわち十五歳をすぎていることのほかに、
  けいれいの年
この住人が結婚しているとすれば正妻であるということである。
妾とか侍女は、簪をさすことをゆるされない。 (p229)
という感じである。

今、発音指導について少し考えているところがあり、
それにちょっと引っかかる箇所もあったので、そのメモもしておこう。

声も美しい。するどく鼓膜を刺してくる声ではない。
このことは女の美しさを考えるうえで重要であると感受性の豊かな呂不葦は気づきはじめている。
人の声は、その人を生かしている魂魄が立てる音である。汚れた魂魄は、汚れた音を立てる。
そう割り切ってしまってかまわないのではないか。
清らかな息が、生命力、愛情、英知などをふくみ、その息が声となってそれらを表現したとき、
人は耳によって美しさを感じ、目によって確認する。 (p232)





5月 7日  (月)    0507    0501    0502    0503    0504


図書大厦まで本を買いに出かけた。
5月の日本語教師会で「発音指導」について話し合おうということになつたので
ちょっと予習できそうな本を買いに出かけたのである。
その他、毎月買っている月刊誌や日本語能力試験対策本なども買う。

ユニクロに寄って、夏の下着などもかなりたくさん購入
帰って広げてみると表示はXLなのに品物はS
ご苦労なことにまた地下鉄に乗ってユニクロまで出かけて行く。
同じ品物のXLはなかったので、返金してもらったのだが、
これで「どうもすみませんでした」だけではちょっと納得しにくいところもあったが、
文句をいう元気もなかったので、代替の品物を一品買って帰る。

今日は風呂屋にも行かず、家の風呂に入って一杯飲んで寝る。


7日のブログを書くときに6日(日)の分を誤って消してしまった。
5月 6日  (日)
写真だけ再録しておく。
       






5月 5日  (土)    0430    0501    0502    0503    0504


なぜ3月3日は祝日ではないのか、とのひっかかりを残しつつ、5月5日は国民の祝日「こどもの日」
さらにいえば週休二日、土日は休みがほぼ定着しているにもかかわらず
土曜と祝日が重なっても振り替え休日にはしてくれない。
「子ども」だとおもってなめんなよ、とは誰も言わないのかな。

あわせて、今日は「立夏」。
今日から「暦の上では夏」、というにはちょっと遅すぎるんじゃあないか。
これは暦のせいではなくて、人間が地球環境を改変したせいかも知れぬ。

朝早く起きて乗馬に行った。
中国も五一休暇の続きみたいなもので、今日は参加者が多かった。
私たちのグループだけでも家族連れを含めて17人。
他に40人ぐらいの人が先着している。
暑さを見込んで集合時間を早めていったのだが、実際に騎乗したのは12時ごろ。暑くてかつ腹が減った。
私が乗ったのは写真の白い馬。例によって「紐付き」でぐるぐる回っていただけだけど。
それでも気分はいいんだよ。


乗馬の後は市内に戻って17人で昼食会。韓国料理。
ビールなどもかなり飲んで気分良く、いったん帰宅。

ちょっと休憩してから、今度は「天津日本語教師会」の幹事会に出かける。
5月例会(19日)の運営と6月例会の概要を決める。

いつもは幹事会でも食事会がつくんだが、それはパスして帰宅。
家で冷やしそーめんでいっぱい引っかけて寝た。

なんか、小学生の日記みたいだな。




5月 4日  (金)    0430    0501    0502    0503    0504


午後はスポーツクラブに・・・・・行くつもりだった。
昼飯を喰ったらなんとなくだるくなって結局行かなかった。
そのかわり、というのもなんだが、懸案だった扇子つくりをやった。
今持っている印を全部押した。数えてみると約30個。
と言っても同じ印面を何度も練習しているので、印の数はもっと多いが。
全部の印を歯ブラシでごしごしと磨いて、乾かし
印泥をつけ、はぁ〜と息でぬくめて、試し押し、
そして気合いを入れて扇面に押す。結構たいへんな作業だった。

風呂屋に行ってひと眠りしてから、露天の焼き鳥屋に行く。
月は満月に近く煌々と照っていたのだが、時折強い風が吹いて肌寒さを感じる。
土ぼこりをふりかけにして喰っているようなものだが、そんなこと気にしていては旨いものは喰えん。
振りかけるか、そのまま吸い込むかの違いだけなんだから。





5月 3日  (木)    0430    0501    0502    0503    0427


「憲法記念日」 ツツジ(漢字では「躑躅」となんか恐ろしい字で書く)の季節だ。
今日、天気予報では最高気温32度、わが書斎(?)の窓外の温度計も30度超した。
その中、この間の「大悦城」まで30分歩いて買い物に行った。
前に買った大辛カレーのレトルトパックが旨かったので回に行ったんだが、大悦城全体が休業中で空振り。

「家政婦のミタ」というテレビドラマを見た。
昨年末の最終回は視聴率40%を記録し「社会現象」になったというドラマである。
鞄の中からは何でも出てくるし、折り紙、物真似、殺人など何でも出来るという設定は
すでに宮部みゆき、村上春樹などで受容済みなので結構楽しめる。
夕方からまた風呂屋に行き、今日は垢擦りと按摩をしてもらって
暗くなった商店街をブラブラあるいて帰る。
それから、野菜サラダを作り、魚2匹と餃子を焼き、
ビールと日本酒を飲んで寝る。 お し ま い。




5月 2日  (水)    0430    0501    0502    0426    0427


天気もよかったので「水上公園」に行った。少々暑い。
今日はもう休日ではないというのにかなりの人出である。
水上公園から隣接する動物園にも行った。
水上公園は無料だが動物園は有料(20元)である。
公園でも公衆トイレでもそうだが、有料になるととたんに汚くなるのが不思議だ。
最近入園した象を見に行ったんだが、ちっちゃなポケットモンキーみたいなやつを見ている内に
時間がなくなって結局、象は見れず。

                          動物園の写真は手違いで一枚も無かった。

その後、これも動物園に隣接する
「時代奥城」というところの
「鉄板太郎」という日本料理店で
お好み焼きや焼きなす、串焼きなどを喰う。
お好み焼きは特別おいしいと言うわけではないが
日本のお好み焼きという味が十分味わえる。
なんとなく中国っぽい店構えだが店内は完全に日本語。
3歳、5歳の日本人の子どもが走り回っている。

暑さもあって、かなり疲れた。
帰ってシャワーしてジンフィズを作って飲み、すぐに寝てしまった。




5月 1日  (火)    0430    0501    0425    0426    0427


5月1日、ゴールデンウィーク真ん中のメーデーである。が、日本は休日の中の出勤日。
中国は「国慶節」と並ぶ大型連休「労働節」。が、今回は特段の土日変更もなく3日間の連休でおしまい。

どこかに出かけようという気もなく
一日家にいて、ペンキ塗りをした。
浴室の水はけが悪くて
壁に染み出している。
まずまず、ちょっとはきれいになった。
夕食はずいぶん前に作って
冷凍していたグラタンだ。

「烈風 小説通商産業省」高杉良著 読了。
「小説」と名を付けているのだから、フィクションなんだろうけれど
登場する人物もほとんどが実名であるし、どこまでが事実で、どこからが創作なのか、そういう興味がある。
山内昌之という人の「解説」には

この小説は、一九九三年に通商産業省で実際に起った産業政策局長の更迭事件を素材としながら、三つの大きな問題を扱った小説である。
第一のテーマは、現在の民主党政権が政治主導の名目で官僚を排除することで現れた不利益にもつながる重要なものだ。
専門家としての官僚は、知識や経験則を活用して困難な事態や危機の挑戦に立ち向かう基礎能力をもっている。
政治家たる大臣は官僚の専門知を利用し、必要なら個別の政策を全体的な戦略に高めていけばよいのだ。
おおまかにいえば、政策の土台は官僚に委ね、異領域のバランスを考えながら戦略的発想をするのが政治家の仕事になるはずだ。
こうした弁別がついていれば、中国漁船による尖閣列島近海水域の侵犯間題はじめ東日本大地震や福島原子力発電所の事故など
日本を揺るがした事案についても、もっと機動的に対処できたのではないだろうか。
この間の民主党政権の政局運営の危機は、首相や大臣たる政治家が何から何まで自分で処理しようとする危うさから生じたというほかない。
どの官庁にも本書の斎藤局長のような優秀な人材がいるはずである、こうした官僚を個人としての好悪にとらわれるあまり、
本書に登場する大臣のように退けるのでなく、かえって抜擢する決断や胆力こそ本来の政治主導を目指す政治家の器量というものだ。

とある。
「解説」の方が「本書に登場する大臣のように」と名指しを避けているが、
「小説」中では「熊谷弘通産相」と実名である。
「小説」の中には「怪文書」もいくつか出てくるが、これも原文なのか創作なのか興味がある。
「解説」にもあるように、今の民主党政権の内幕めいているし、
現在の小沢一郎の「無罪」「党員資格停止処分解除」などと連動して、これもおもしろい。
一国の政治をおもしろがっていてはいかんがね。

月が変わると、ブログのファイルを新しくするのでいろいろの変更が必要となり、若干やっかいだ。

今日も銭湯に行った。幸せ。
一日ぶらぶらして、ちょっと退屈を感じるようになってきた今、
家のすぐ近くに銭湯開業とは、これはわが神様からの贈り物に違いない。




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