・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() これは入局試験があり合格して入ったのだ。 先輩と一緒に広告取りに会社を回ったのが最初の仕事だった。 1週間目ぐらいに編集会議があった。 昼ぐらいから始まって日が暮れるまでやっている。 ほとんど全員がタバコをすうので、末席にいる私からは編集長の顔がかすんで見えないくらいだ。 こりゃあダメだ。翌日から行くのをやめた。 |
・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() 父や母から「ジュンジ」と呼び捨てにされたことはないし、 妹からも「お兄ちゃん」と呼ばれたことはない。 兄が二人いて「大きい兄ちゃん」と「小さい兄ちゃん」である。 小さい兄ちゃんは大きい兄ちゃんのことを単に「兄ちゃん」と呼んでいた。 |
・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() 道が狭いせいか四輪車は流行らないのだそうだ。 タクシーもバイクが多い。 妙齢のかなり正装・ミニスカートの女性がバイクタクシーの荷台に横座りしてのっている。 バイクのバックミラーは取り外したり、内側に折り込んだりしている。 人に当たったり運転の邪魔になるんだそうだ。 |
・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() バスの後に焼き芋を焼くドラム缶のような窯を載せ、木炭の煙を作り、 それをシリンダーに吸い込んで爆発させて走るのだ。 ガソリンが無きゃあ薪でと考えた人は偉いよなあ。 よくは知らないが蒸気を作って走っていたのではなかったと思う。 そのころ私はバリキ(馬力?)と言って馬が引く荷車の後に飛びついてぶら下がりタクシー代わりにしていた。 |
・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() 春先のことだきれいに草花が咲いたちょっと大きめの川のほとりを歩いていった。 はじめての勤務である。生徒には紹介されただけで授業はまだしていない。 不安もあったが喜び、希望の方が大きかった。 歩きながら口をついて出た歌は「備え給う主の道を踏みて行かん、一筋に・・・・」だった。 |