・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() それの走る路線は「電車みち」。レールが4本走っている。 柵があるわけでもない。 電車が来ないときは普通の道路である。 そのレールの上に釘を置いて電車に碾かせ鏃のような形の「武器」を作って遊んだものだった。 |
・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() 三宮のセンター街入り口あたりに「闇市」と呼ばれている一角があった。 夜になるとそこにムシロで囲った飲み屋が出る。 もちろん酒やビールはない。 出されるのは「ドブロク」と呼ばれるアルミの薬罐に入った少し青っぽい酒である。 友達と音なぶってそれを買って飲んだことがある。 |
・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() 石炭ストーブの時は その上に薬罐をおいて湯をわかし、湯気をたてていたものだし、 4時間目には板のような物を渡してその上に弁当を並べ、 アツアツにして食べたものだ。 板が燃えるということはなかったので、 多分洗面器に水を張り、その上に簀の子状の物を置いたんだろう。 |
・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() 当番になると、朝 石炭置き場に独特な形をしたバケツをもって石炭を取りに行く。 小さな薪に火をつけて石炭を燃やすのだが、 失敗すると煙がもうもうと出て、部屋が煙だらけになる。 時には、燃えすぎてストーブが真っ赤になったりもする。 更に失敗するとその煙に引火してボッ!とかなり大きな爆発を起こしたりする。 |
・・・・・・ ぽろぽろと思い出すままに記す老いの繰り言のようなものである。同じことを繰り返していることもあるかも知れないが、お許しを。 ・・・・・・ ![]() 決して行儀のよい話しではないが、 それにしても終戦直後のあんな貧困な時代に皿付きのカップで紅茶を飲んでいたんだろうか。ちょっと信じられない。 英王室の茶会である客が紅茶を皿に入れて飲んだのを見たビクトリアだっとたか、エリザベスだったかが 自分も紅茶を皿に入れてのんだ。客に恥を欠かせないためである。 という話しを聞いて自分を客になぞらえて記憶してしまったのかもしれない。 |