4月 4日(土 清明節)

  

今日は「清明節」 中国では「国民の祝日」である。
去年までは祝日と言えば元旦以外には
5月1日の労働節と10月1日の国慶節しかなかったが
今年からは「清明節」や「端午節」などが祝日として休みとなった。
今日は土曜日なので、昨日3日が振替で3連休となる。


朝起きると、電気がついていない。
このごろよくブレーカーが落ちるんだ。
今回もそれかと思って(確かにブレーカーは落ちている)
戻してみたけれど、すぐにまたバチャッと切れてしまう。
お湯も沸かせない、パソコンも使えない、
数日前にもグチったと思うが
ホント電気がなければ何もできないようになっているのが、
今の近代的生活だ。

話は変わるが、学生たちはだいたい下のようなところで昼食をとる。
話がむちょっと飛びすぎだけれど
左 2つは露天である。右はちょっと値段の高めの学生食堂。




私は今日(2日)は肉を買ってきて、
初めて網焼きを試みた。
肉の他に、
白身魚のフライ、竹輪、ソーセージ
ピーマン、椎茸、タマネギ
などもご一緒
焼き肉のたれ と ゆずぽん酢 で食べる

味としてはなかなかのものであったが
部屋中に煙がこもってやや往生した。
これはやっぱり窓の開けられる 5月以降の料理であるかもしれない。





4月 3日(金)

  

おとといは4月1日、エイプリルフールである。
この風習は中国でも「愚人節」として社会的な承認をえている。
せっかく学生を相手に仕事をしているのだから何かやらなければ、
と思ったが、残念ながら1日の水曜日は授業がない。

それでメールを使うことを思いついた。
以下は、4月1日に学生に発送したメールである。

  

     天津商業大学日語科3年生のみなさんへ

       4月2日の「写作」の授業について

     都合により、2日の「写作」の授業を
     次のように変更しますので
     間違わないように注意してください。

     @ 1班の授業
         授業の開始を10分早め
         7時50分始業とします。
         教室は変更有りません(F406)

     A 2班の授業
         授業の開始を20分早め
         9時50分始業とします。
         教室はF406に変更になります。

     B 1,2班とも
         天津商業大学所定の
         400字詰め原稿用紙3枚と
         鉛筆(シャープペンシル可、ボールペン不可)
         を持参
してください。

     連絡が大変遅くなって申し訳ありません。
     (今日でないと連絡できない事情がありました)
     メールを見ていない人もいるかもしれませんので
     これを見た人は友達にも伝えてください。

     よろしくお願いします。

                 2009年4月1日

早速 数人の学生から返信が届く


     こんにちは。先生のメールをもう受け取りました。
     それに明日の授業のことがクラスメートに伝えいたしました。


エイプリルフールと疑っている返信は一通もない。


2日、いつも遅刻の多い1班が定刻までに全員がそろっている。
この授業が終わるのは9時50分である。
早々に2班の学生が入室してきた。
次の時間、本来この教室を使う別の科目の学生も入室してくる。
「えっ? そのメールは何月何日の?」で
やっと騙されたことに気がついて教室移動。


翌日、また数人の学生からのメール


     久下先生;
         こんにちは、今日は暖かくなっています。
       昨日、先生のメールを見て、
       今日は20分まえに出発して、教室に行った。
       「もしかして、今日の授業の内容は多すぎるかなあ」
       「もしかして、先生は授業後どこかに旅行します、
        早く駅に行くように、授業を早めにした」と、
       私たちはいろいろ考えた。
       まさか、先生に騙された。
       いま思えば、面白かった。

       先生は昨日、誰かに騙されたか?
       宿題をお願いします。
       三日間の休みを楽しんでください。
                        ○○
                          4月2日




という一幕でした。










3月31日(火)

  

いよいよ3月も最後の日となった。
1月は「いぬ」2月は「逃げる」3月「去る」というが
暖房が切れる3月15日ごろは暖かくて、暖房切れのショックもなく
「毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは」ということもなくて
順調に去っていくかと思った3月だったが
それからの寒の戻りはきついものがあった。



     春過ぎて
     夏来たるらし
     真白にぞ
       衣干したり
       天の香具山」


我が家でも昨日
少々寒めだが天気のよいのにほだされて
たんすの入れ替えをした。
夏の下着やTシャツなどを引っ張り出して、
洗濯してベランダに干す。
天の香具山からするとずいぶん規模は小さいが
それでも人が見て
「夏来にけらし・・・・」と思ってくれたかもしれない。

でも、内実はいったんしまい込んだ冬のジャンパーを
また引っ張り出して、それを羽織っての晩酌だ。






3月29日(日)

  

間違って覚えてしまって、全く気がつかないまま
平気で過ごしているということは間々あるものである。
「♪おわれて見たのは いつの日か」・・・・「追われて」or 「負われて」
「♪今こそ別れめ いざさらば」・・・・・・・・「分かれ目」or 「別れめ」
など、いろいろ例はある。

この間の月曜日に
「色について色々かんがえる」
という記事を転載したところ、
ある人から

「色は匂へど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ
有為の奥山今日越えて浅き夢見じ酔ひもせず」

という「色」も、
というメールをいただいた。

そのメールを見て、
初めて「えっ?」と思ったのだ。

わたしはずっと
「憂いの奥山」
「浅き夢見し」
と覚えていた。

「憂いに満ちた山をやっと今日ひとつ越えて
ちょっと前途に夢が・・・・と思ったが
そんな夢にいつまでも浸っていることもできない」
と、そんなふうに解釈していたのだ。

「憂い」だったら「憂ひ」で「酔ひ」と重なってしまうから
「有為」でないとダメなんだな。
新仮名遣いでかんがえていたことからきた間違いだった。

「見し」と「見じ」なんて微妙ね。
昔は「濁点」なんて打たなかったからホント微妙。
でも、その濁点の有る無しで意味は正反対になってしまう。

「いろは歌」を暗唱してから60年
漢字で歌の意味を解ったつもりになってから50年
いまごろやっと間違いに気がついた。
あやうく、あの世まで間違いを持って行くところだった。


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